CHIKAR STUDIO 【OKI Information】       2003.2.26 〜事務所PC故障等のトラブルが重なって、久しぶりのメルマガ配信となってしま いました..2003年最初の号となりましたが、本年もOKIへのご声援、どうぞ 宜しく!今日は情報満載でお届けします〜 ============================================= http://www.tonkori.com ▼i n d e x▼ ・OKI&theF.E.B.ドイツ・ミュンヘン公演が無事終了!  ・凄かった!安東ウメ子×古謝美佐子ジョイントライヴin金沢(1/31&2/1)  ・≪ライヴ情報≫京都(3/18)札幌(3/21,23)角松敏生tour(3/13,15,16)  ・「ウンチャカ」がアルバムをリリース  ・アイヌ料理店「レラチセ」のHPがオープン  ・まもなくOKIのHPがリニューアルオープンします  ・≪媒体登場情報≫雑誌『SWITCH』をチェック! ==================================================================== ■OKI& the F.E.B.ドイツ・ミュンヘン公演が無事終了!  年末の東京/神奈川ライヴも大好評だったOKI率いる新生ユニットOKI & the Far East Bandが、1/21、22のドイツ・ミュンヘンでの公演を終え、無事帰国し ました!  今回ライヴ会場となった市内のホールMuffathalleは、歴史あるビールの醸造所 を改築した建物で、翌週にはブエナ・ビスタでおなじみのイブライム・フェレール やエイミー・マン、イズラエル・ヴァイブレーション(!)などのビッグスター もラインナップされていた市内で最も大きな会場の一つ。総勢8名のフル編成で 臨んだOKIバンドにとって、存分なパフォーマンスが披露できる願ってもみない 会場でした。しかし果たしてドイツのオーディエンス受け入れられるだろうか? 楽しんでもらえるだろうか??というこちらの若干の心配をよそに、集まった お客さんの感度は期待以上!お客さんのノリ、声援、拍手に押されあっという間 に過ぎたノンストップ・2時間のライヴでした...  OKIバンドの後には、アメリカ・ナヴァホ出身のグループBlackfire(2男1女 の兄妹に、雄叫び担当の父が乱入するファミリー・パンク・バンド!)が登場。 ナヴァホのチャントとハードロック、パンクを混在させた激しいステージを繰 り広げ、深夜1時を回った頃、この2組のやんちゃな先住民バンドが介した貴重 なイベントは幕をおろしたのでした。  と、まずは簡単な御報告まで..というのも、今回のドイツ凱旋公演の模様が 同行取材をしたネットTV「our planet tv」のサイトで近日中に配信されること に決定! Muffathalleでのライヴ映像のほか、主催者へのインタビュー、ライ ヴ前に行われたBlackfireのリーダーKleeとOKIのトークセッションを含む映像 をまもなく皆さんにお届けできる予定です。サイトでの配信日時が決まり次第、 本メルマガでお伝えしますので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。  なお下記の「our planet tv」のサイトでは、昨年夏に行ったBlueMoon葉山で のOKIインタビュー&ライヴ映像が、引き続きご覧になれます。 http://www.ourplanet-tv.org ■凄かった!安東ウメ子×古謝美佐子ジョイントライヴin金沢(1/31&2/1)  去る1/31と2/1に金沢市の主催で行われた「金沢ルネッサンス冬祭り」で、 アイヌと沖縄をそれぞれ代表する2人の歌姫が、歴史的な競演を果たしました..!  今回が初対面だった2人。しかし出会ったとたん2人からは「初めて会った気 がしないさぁ〜」「ウタリ(アイヌの仲間)みたいだねぇ!」という言葉が飛 び出し、両歌姫の従僕、いやバックを務めるOKIとアレンジャーの佐原一哉氏、 まずは一安心。  この2人の大御所の共演は地元でも話題を呼んだらしく、中には東京や他県 から駆けつけたお客さんもいたりで、当日の会場は立ち見もでる盛況振り。ほか にフーメイ(喉歌)/トゥバ民族音楽家の等々力政彦さん、梅津和時さん(sax)、 太田惠資さん(violin)や地元で活動するダンスパフォーマーやロックグループ 等、ユニークな面々が一堂に集まったこのイベントのトップを飾った我らがウメ 子さんは、トンコリのOKIと居壁太、鈴木キヨシpercを従えてステージに登場し ました。  「イフンケ」「ペカンベ ウク」そして得意のムックリ等を演奏し、代わって 登場した古謝さんは佐原一哉さん(key)と地元弦楽四重奏をバックに「安里屋ユ ンタ」「童神」などを披露。これだけでも十分見応え・聴き応えのあるというも のですが、その後に待っていた二人のジョイントコーナーがまた、凄かった。  ほぼリハーサル無しで臨んだこのコーナー、まずは古謝さんが八重山民謡「月 ぬ美しゃ」を披露。ヴォーカルをバトンタッチされたウメ子さんがお返しに、 同じ月の情景を表したウポポ「ツプ カワ カムィ ラン」を歌いはじめると、古 謝さんがそのメロディラインを聴いて「自然に口を付いて出てきた」、という 島唄(曲名不明..)をウポポの後ろで寄り添うように歌うという、実に即興的、 自然発生的で、美しいコラボレーションを聴かせてくれました。  続く2曲目、お祭りの最後にふさわしい曲ということで古謝さんが歌ったおな じみの「豊年音頭」には、ウメ子さんがなんとカチャーシーのリズムに合わせて 「アトゥイ・ソー・カタ」を披露。最初は交互にリードを譲り合っていた二人で したが、次第にヒートアップし、最後には異なる2曲を同時に歌ってしまうと いった両者一歩も引かぬ大バトルに展開。その間、二人を煽るようにストリング スとキーボードが伴奏を続け、それにトンコリの乱れ弾きが絡む...という怒濤 の大合戦になだれ込んで、大音響が鳴り響く中この前代未聞のジョイントコンサ ートは幕を閉じました。会場のお客さんは一瞬、呆気にとられていた様子でした が(笑)、会場にはもちろん、割れんばかりの拍手が起こったのでした。  伝統から踏みだして、一人の歌い手としてのスタンスを確立した2人だからこ そ成り立ったこのジョイント。それを何の気負いも無くさらりとやってのけた 2人に拍手! ■≪ライヴ情報≫京都(3/18)札幌(3/21,23) 角松敏生tour(3/13,15,16) 既にHPではお知らせしてありますが、3月のOKIライヴは以下の通りです。 ★3/18(火) 京都 サラサ >>>「金沢ルネッサンス冬祭り」に出演し、OKIがその気取りなさと同時に風格を 備えた演奏姿に大感激した、フーメイ/トゥバ音楽演奏家・等々力政彦さんとの セッションライヴが急遽決定! ★3/21(金) 札幌 SO SO CAFE >>>OKI久々の札幌ワンマンライヴです。チカルスタジオでも予約受付中! ★3/22(日) 札幌 北の響「和音」コンサート 出演 >>>北海道在住の民族音楽家が終結するフェスティバルで、OKIバンドがトリを 務めます。  >>>そしてOKIは現在、角松敏生の全国ツアーに参加中です! ツアーのファイナルを飾る東京(3/13)名古屋(3/15)大阪(3/16)公演では、 なんとウポポ隊マレウレウも参加予定! 各ライヴの時間・料金等の詳細はこちらで! http://tonkori.com/live/index.html ■「ウンチャカ」がアルバムをリリース  OKIが1stアルバム『カムィ・コル・ヌプルペ』をレコーディングしたユニット Utariesのメンバーであり、現在はFar East Bandでも活躍するノダチン(g)、ヤ ヨブー(vo)、から成るアコースティック・デュオ「ウンチャカ」が、新メンバー のPすけ(drs)らを迎えた待望の初アルバム「ウンチャカたこP」をリリース!  子どもから大人まで、思わず口ずさみたくなるピースでハッピーな曲が詰まっ たアルバムです。 彼ら「ウンチャカ」のホームページはこちら。CDの試聴&購入もできます。 http://www.chiangmai.jp/unchaka/top/ ■アイヌ料理店「レラチセ」のHPがオープン    関東におけるアイヌ文化の発信拠点であり、昨年はOKIもライヴでお邪魔した 東京・中野のアイヌ料理店「レラチセ」のホームページが開設されました。  「冬のお薦めは、ザリガニ入りの”チェプ(シャケ)鍋”と、豚骨スープがベ ースの”ポネ鍋”。鍋にはシト(かぼちゃやジャガイモの団子)が入っているの が当店の特色です。スタッフ一同、お待ちしています!」(レラチセ店長・広野) http://www.reracise.com ■まもなくOKIのHPがリニューアルオープンします  気持ちも新たに、OKIのホームページが『ノーワンズ・ランド』のデザインにあ わせて、近日中に衣替えします。オープンは追ってメールマガジンでお知らせし ますので、楽しみにお待ち下さい。 ■≪媒体登場情報≫雑誌『SWITCH』をチェック!  現在書店に並んでいる雑誌『SWITCH』で、OKIが紹介されています。  江ノ島の夕日をバックに、炎のトンコリマン・OKIが行く!! 〜以上、最後までお付き合いいただき、有難うございました!〜 文責)チカルスタジオ東京事務所 田中                 ________________________________________________________________________ ●お問い合わせ、ご意見、ご要望は下記のメールまでどうぞ    E-MAIL: mail@tonkori.com OKI's WEB SITE: http://www.tonkori.com ●「OKI Information」の購読を中止されたい方は  http://tonkori.com/contact/index.htmlで解除が可能です。